西洋電網部録譚

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写真を編集する人は変わり者か

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最近まで続いた写真共有サービス関係の書籍の仕事がほぼ完了したので、次の本の打ち合わせの場で出た、担当編集者の爆弾発言。

「(一般人は)本当に写真を編集したりまでするのか?」

いやぁ、写真関連の終えた直後で、思わずびっくりしたのだが、確かに出版不況と言われて久しく、最近の本離れも踏まえて、こういうことは考えないといけない根本的なこと。

流行に乗った企画ならともかく(そして、ほとんどの場合、企画は流行とは無縁でいられないのだけど)、確実に売れる本の企画となると、人間の興味・関心や行動原理を常に考えておかなければならない。

相変わらず、デジタルカメラの人気は高く、コンパクトデジカメだけでなく、デジタル一眼レフ人気も収まるところを知らない。

それならば、デジタルカメラ関係の書籍も作れば売れるのではと思うけど、ギッチョンチョン。これが売れないのです。

結局、カメラに関する本は専門書ということになるのだろう。
デジタルカメラといえど、やはりカメラはカメラ、撮影は撮影なわけで、専門的になればなるほど基本は同じ。

そうなると、市場は限られている上、長年の専門出版社や専門ライターが活躍していて、そうそう新しい企画も立ちにくい。

たぶん、一部のデジカメラユーザーには、今自分たちが企画しているような書籍は必要ないんだろうと思うし、Flickrの企画も厳密には写真の本でなく、ソーシャルメディアの本だったりしたわけで。

これまでデジタルカメラということで、パソコンブームの余波もあって、写真に関わる出版企画を考えてきたけど、デジタル一眼レフブームの到来で、ちょっと風向きが変わってきたなぁって感じています。

たとえば、最近ではデジタルカメラのDPEサービスも一般的になっているけど、あれには当初から違和感を感じているのだけど、オートで撮ってDPEっていう使い方が一般的であれば、デジタルカメラの本なんていらないじゃん。

つまり、そういうことで。

やはり、自分は一般向けの出版企画を考えたいから、「(一般人は)本当に写真を編集したりまでするのか?」ということは考えていかないと。

もしくは、どんな時に「(一般人は)写真を編集したいと欲するのか?」ということになるんでしょうかね。

さて、さて、明日はどっちだ?!

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Written by toshiro.shimura

10月 16日, 2007 @ 11:19 pm

カテゴリー: Diary, Photo

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