Archive for 12月 2005
flickrを使うならPicasa2(逆か?)
デジタルカメラも今やコンパクト型から一眼レフ型などさまざまであり、さらに便利なカメラ付き携帯電話も当たり前になっています。というか、入門用のデジタルカメラはカメラ付き携帯電話にお株を取られ、もはやデジタル家電の稼ぎ頭とはいえなくなってしまったほどです。裏を返せば、それだけ、写真は利用者が多い分野といえます。
デジタル写真をパソコンで利用するのに、最近のデジタルカメラはきれいに写るので、写真編集ソフトの代名詞のPhotoshopまでは必要なく、どちらかというと撮るたびに枚数の増える写真の管理の方が重要になってきます。
そんな個人的な写真管理の需要に合わせて、Apple社が開発したのがiPhotoですが、iPhotoはMacintoshでないと利用できません。そこで、これとほぼ同等にできるのが、「Picasa2(これって画家のピカソっていう意味ですね)」です。配布元はGoogleで、なんと無償ソフトです。
以下がPicasaの紹介記事とダウンロード先です。無償ですので、これ以上は解説するよりも、まずは試してみてください。
●デジタル写真を紙焼きのように扱える画像管理ソフト「Picasa」
http://pcweb.mycom.co.jp/articles/2004/11/11/picasa/
●Picasa
http://picasa.com/
□picasaの「エクスポート」と「メール」
Picasaでは、編集した写真は別の映像として書き出して利用します。この機能が「エクスポート」ですが、このほか編集した写真をメールに添付して送信できる「メール」機能もあります。
さらに、オンライン写真管理サービスのflickrといっしょに利用すれば、flickr側で用意されたメールアドレス宛にメールを送信するだけで、flickrに登録して写真を公開することもできます。利用するのがメールなので、カメラ付き携帯電話から写真を登録することもできます。
私の場合、写真のオリジナルはPicasaで管理して、320×240か640×480の、いわゆるコピーをアップロードして写真を公開しています。
印刷したり加工する写真はPicasaに置き、flickrは見て楽しんだり、他の人と交流するために使うものかなと思っています。だから、財産としての写真はPicasaの中に貯めておくということになります。
□flickr側のメール受信アドレス
Picasaの優れているところは(これはiPhotoにも共通するのですが)、写真はフォルダ単位で管理されているので、たとえパソコンやWindowsが動かなくなっても、[マイドキュメント]などのファイルがバックアップできれば写真は無事です。
また、PicasaやiPhotoでは、加工した写真は書き出しなどで利用されるので、オリジナルの写真はオリジナルなまま、加工した写真とは別に管理されています。このため、もしもオリジナルの状態の写真が必要な場合は、撮影したままの画像を利用することもできます。
オリジナルを残し、加工した写真は加工したものとして利用するという写真の管理の仕方は、デジカメを使う利用者なら、手間がかからないで、一番楽で長続きする方法を自分で考え、工夫してきたはずです。
同じ写真管理でも、使う道具によってスムーズにいったりいかなかったりするわけですが、flickrとPicasaの組み合わせは、自分としては現在最強だと思います(当社比、笑)。おかげで、最近Picasaで便利だと思っていた傾きを直す機能が、iPohotoにも装備されたことを知ったりと、最近はMacの出番がなくなってしまいました。
実はiPhotoからもflickrへアップロードできるプラグインがあったり、Mac OS X用のflickrへアップロードプログラムもあるのですが、それはMacユーザー向けの情報として…。
●iPhotoで傾きを修正する
http://tekapo.com/st/2005/11/20/iphoto-katamuki/
●FlickrExport(iPhotoプラグイン)
http://connectedflow.com/flickrexport/
●Mac OS X用のflickr Uploader(アプリケーション)
http://www.flickr.com/tools/
●写真共有サイト「Flickr」
http://netafull.net/archives/006560.html
2005.12.15朝の写真
最近の朝の写真。
冬至が間近なので、日の出が遅い。
ただし、flickrにアップしておくと、撮影日時だけでなく、時刻も一目瞭然(2005.12.15、07:09:00)。
それをカンニングしながらブログも書けてしまいます。便利な時代になりました。
これもWeb2.0?